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【感覚統合】感覚統合療法を必要とする子供達の基準は?

2017.12.14 | Category: 未分類

 感覚統合上の問題は、普段の子育ての中で何となく感じる育てにくさや落ち着きのなさ、不器用さ、癖など、さまざまな発達の領域に現れます。

 

最近では、日本各地で健診などで発達障害の特性を早期に発見し対応する取り込みが進められていますので、昔に比べる早期に問題が気づかれやすくなっています。

しかし、それが必ずしも感覚統合の問題と関連付けて理解されるとは限りませんし、また発達障害を持つ子供すべてが感覚統合の問題を持つわけでもありません。その意味では、感覚統合療法の適応となる子供たちの見分けは専門家でも難しいものです。

感覚統合療法の適応ここでは、発達障害が疑われる症状の中から比較的感覚統合障害と関連がありそうな子供たちの症状について簡単に説明します。

 

 幼児期では、寝返り、腹這い、歩き始めの時期が少し遅い子供や、感覚刺激にとても敏感なために、抱かれることが嫌がったり、足で支えて立とうしなかったり、夜泣きが激しかったり、寝つきが悪かったり、眠りが浅いなど、大変育てにくい子供たちがいます。

 

 幼稚園・保育園に通う頃になると、動きが活発すぎて目が離せなくなる子供がいます。

また、はさみの操作や、色塗り、お絵かきのような場面で手先の不器用さが目立ったり、お遊具や三輪車等丸丸名運動が苦手で、この様な活動を嫌がる子供もいます。

また、刺激に過敏なために集団行動や大勢の子供たちが集まる場所に行くのを嫌がったり、逆に刺激に気付きにくいために行動が友達よりワンテンポ遅れがちであったり、力加減が分からず友達を強く押してしまう等、周りの子供たちと上手く遊ぶことが苦手な子供もいます。

また、情緒不安定で、よく泣いたり怒ったりガ目立つ子供もいます。

 

 学齢期では、落ち着きの無さや気の散りやすさがおおきな問題とされやすくなります。不器用さがある子どもは、音楽でピアにか、笛を吹いたり、図工で絵を描く等細かいことをするのが苦手だったり、字が下手で、体育では縄跳びのような手と足の動きを一度にリズミカルに行う運動が苦手だったりなど、多くの課題に苦手が目立つようになります。

そこで子供は強いストレスを感じたり、注意や叱責を受けやすく、不登校や腹痛などの身体症状を子供もいます。学習面でも、読み、書き、算数などの難しさを子供もいます。

一方、学習面は得意でも、対人関係の苦手さが目立つ子供もいます。感覚調整の問題はその他にも、偏食や睡眠等子供の生活全般にも影響していることがあります。

 

 このような症状を見せる子供たちの中に感覚統合の問題を持つ子供が多く含まれていますので、子供の生活全般に注意を払っていだければとおもいます。

 

《子供の理解と援助のために感覚統合》から引用

 

【感覚統合】感覚統合療法とは?

2017.12.08 | Category: 未分類

 私たちは、自分の体の動きや位置がどうなっているのか、触れたり触られたり、見たり、聞いたりなどの感覚情報を通して周囲の状況を知り、その環境に合った行動を起こしています。また、自分自身の体や心の状況を感じたり、調整したりもしています。これが適応反応と呼ばれるもので、脳の中で感覚統合がうまくいっているサインと考えます。

 

 感覚統合療法は、外界や体の様々な感覚情報を子どもの状態に合わせて適切に調整しながら提供することで、脳の情報処理機能が組織化されることを促し、子供の成就感や達成感という適応反応を導き出すものです。

 

 感覚統合療法の最終目標として、「やりたいことがあり、それができる存在となり、環境からの要請に対して満足感を持って対応でき、自分を意味ある存在に導くようにすることである」と述べています。

つまり感覚統合療法の最終目的は子ども達の生き生きとした生活をサポートすることということができるでしょう。また、感覚統合の発達の最終産物の具体例として、集中力、組織力、自尊心、自己抑制、自信、教科学習能力、抽象的的な思考及ぶ推理力等を挙げています。

 

 そこで個々の子供の具体的な目標としては、このような能力やそれを支えるいくつか能力の発揮があげられることになります。

例えば,前庭・固有感覚情報を提供しながら、

①適切な覚醒状態を維持して集中力を高めたり、

②姿勢の保持やバランスを育て身体や手足をうまく使えるようにし、

③自信をもって意欲的に環境にかかわる力をつける、

というような目標を立てます。

この考え方は、人が生き生きと生きるために必要な様々な力を脳機能がと考えることをあらわしていますし、感覚統合機能はそのような脳の発達を支えるものだということを意味しています。

 

 感覚統合療法に基づいて子どもの感覚統合機能を高めるために、提供する感覚情報の質と量をコントルールしながら子どもに関わっているとき、見ている人は単に何気なく遊んでいるよにしか見えないかもしれません。子どもが生き生きと楽しそうに課題に集中している姿は、子供の脳が情報をうまく組織化し、感覚統合がとてもうまく行われている状態なのです。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

【感覚統合】音を怖がるのはなぜ?

2017.12.07 | Category: 未分類

 ある人にとっては何でもないような刺激(量、質)であっても、別の人にとっては受け入れがたい不快な刺激として感じられることがあります。同じ感覚刺激であっても人それぞれ刺激の受け取り方には違いがあるのです。

 

 このような受け取り方の極端な違いを、感覚統合理論では感覚調整障害としてとらえることがあります。この障害は、覚醒や注意、情緒、ストレスや多動などの行動特性に関係することが多く、この障害によって適切な覚醒状態を保ったり、必要なところに注意を向けたり、安定した情緒を保つことが防げられます。このお子さんのスピーカーからの音を非常に嫌がるということも、聴覚刺激に対する調整障害として理解することもできそうです。

 

 私たちが音を聞いた時、どこから(音源)、どんな音(音の種類)が、どんなふう(質)に聞こえているかを聞き分けますが、調整障害があると、その音そのものが不快なために、音を識別する前に不快感のみが感じられるKともあります。このお子さんの場合も、スピーカーkらの音を識別するより不快な音に反応して動きが止まってしまったと考えられます。 

 

 対応としては、スピーカーの音をできるだけ小さくしたり、子どもが立つ場所をできるだけスピーカーから離れた場所にして聴覚刺激の量を調節する事です。

また、このような不快な体験は、自分で刺激がコントロールできず、急に提示された時に強くかんじられますので、いきなり音を鳴らすのではなく、子供に曲が始まる際のスタートボタンを押してもらって曲が流れるようにするなど、子供がこの刺激をコントロールできる状態にすることで受け入れやすくなるかもしれません。

何度も聞かせて音に慣れさせるという方法は、子供にとってマイナスに働くことが多く、かえって恐怖感を強めてしまう可能性もあるので注意してください。どうしてもたえられない音に関しては、イヤーマフの利用も検討するのはいかがでしょうか。

 

 このような聴覚情報の調整障害に対しては、特別な装置を用いて少しずつ処理できる音の幅を広げる指導法もありますが、日本ではまだ一般的ではありません。

また、このような症状を見せる子どもは他の感覚情報の調整の問題も併せ持っていることが多いので、感覚統合の指導を受けて全般的な調整力を育てることで、聴覚の過敏性wも軽減する子どもも多くいます。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

【感覚統合】ブランコで激しく揺れるのが大好き?

2017.12.01 | Category: 未分類

 ブランコは多くの子どもたちが好む遊具ですが、揺れの感じ方には個人差があり、大きく揺れても平気な子どもいれば、少しの揺れでも気持ちが悪くなる子どももいます。これは、揺れに対する感じ方やそれに伴う体の反応が個人個人で異なるためです。

 

 この子どもの場合、普通の揺れでは物足りないと感じている可能性があります。落ちないかと心配ななりますが、自分で動かしている場合には揺れをコントロールできるのと揺れる力を予測できるので、たいていの場合は大丈夫です。

 

 しかし、子どもの様子で次のような面が見られる際は落ちる危険性も考えられるので、注意しれ視る必要があります。肘や膝が伸びきっている時、頭が下り視線が定まっていない時、揺らし過ぎてロープがゆるみ、ブランコの座面の高さが急に変わりそうな時、揺らしながら後方に視線を移したとき。

 

このような子どもの多くは、揺れを数多く経験することで脳が満足して、その後あまりこのような遊びを必要としなくなります。また、次第に気持ち悪く感じたり、怖く感じるようになる子どももいます。まずは子どもの要求に応え、危険のないように周囲也子どもの様子に気を配りながら遊んでもらう事が大切です。

普通のブランコだけでは満足できない場合、遊具をハンモックなど激しく揺らしても落ちにくい物に替えたりみたり、回転もいれてみたりなど、いくつかの要素を組み合わせることでもっとたくさん同じような感覚情報を提供することができます。

 

また、揺れる感覚を楽しみながらただ同じように乗っているのではなく、バランスを取ったり、しがみついたりなど、遊びを通して体の使い方を広げていくことも大切です。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

【感覚統合】エレベーターが怖いのはなぜ?

2017.11.30 | Category: 未分類

 頭や体の動きを感じる感覚(前庭感覚)二偏りを持っている子どもは、視覚からの情報に多く頼る傾向があります。エスカレーターは動く方向や速度や視覚的にとらえやすい乗り物ですが、エレベータは視覚的な変化が無いにも関わらず上下方向の加速が生じます。

前庭感覚の情報には変化が無いにも関わらず、動いている感じがするので混乱するのかもしれません。

 

 空間や奥行の学習にも前庭感覚と視覚の発達が関与しています。私たちは自分の体を基準に空間での方向性や、空間の広さ、物との位置関係を学習します。

自分の体のとらえ方があいまいなために体を指標にすることができない子どもは、遠い・近い、高い・低いなど空間の中の位置関係を正確にとらえることが苦手です。このような子どもは色々な物を比較、対照することで自分なりの空間のとらえ方をしているかもしてません。

 

 エレベーターの中は空間の指標となる物がない為に、子どもは自分の位置を定めることができず不安を感じる可能性も考えられます。

 

 また、触覚の情報処理に偏りがある子どももエレベーターを嫌う場合があります。このような子ども達は、触られることを不快に感じ、怒りや不安の感情が引き起こされやすいので、狭い空間の中でいつにもなく近い距離に他人が近寄ってきたら、とても不快で不安になるでしょう。エレベーターの中は閉じられた空間の為逃げ出すことも出来ず、じっと我慢するしかありません。

のような子ども達にとってエスカレーターは、自分で人との距離を調整する子tができるため、利用しやすいと考えられます。

 

 また、結果がどうなるのかという予測が立たないためにエレベーターを怖がる子どももいるかもしれません。

エスカレーターは動き方や、目的地を見て理解することができますが、エレベーターは動き方や目的地を見て理解することできますが、エレベーターはどうでしょう。目的のとことへ移動する物ではありますが、子どもにとってはそのプロセスを見ることができないために、次がどうなるのかと言う予測が立てにくい乗り物です。

子どもは経験の中で、自分でドアの開閉ボタンを押して操作できることや、昇降ボタンを押すと押した番号の階で止まるという、スイッチとエレベーターという道具の因果関係を理解していきます。それは次に起こることを予測する能力が発達してきたことを意味します。

 

 この様に、エレベーターを怖がる子どもの行動の背景には様々な理由が考えられますので、それぞれの理由に応じて対応は異なります。エレベーターに乗れないことがその子どもの生活にどれだけ重大な影響を及ぼしているかも考えて対応していきましょう。

 

《子どもにの理解と援助のために感覚統合》から引用

 

【感覚統合】濡れ汚れに敏感なのはなぜ?

2017.11.27 | Category: 未分類

濡れたり汚れたりすると、子どもは冷たい、何かがついたと感じます。これは触覚情報の一つです。触覚には二つの働きがあり、1つは危険から身を守る為の働きと、触った物が何であるのかを判断する働きです。

 

 私たちは何か熱い物や痛い物に触った時には、思わず手を引くなど体を守るために反射的に動きます。また暗い所など出、予想もしないものが体に触れた時や腕がムズムズするような感覚を感じると、びっくりしてその対象から逃げたり払いのけたりもします。

このよう二不快な刺激や害を及ぼすかもしれない刺激から身を守るためには、その物が何であるのかといった判断よりも身を守る行動が優先されるのです。

更にそのような体験は、不快感や恐れの感情を伴うことがよくあります。このような反応を防衛反応と言い、私たちがこの世の中で安全に生きていくために一生もち続ける手いる反応です。

 

 一方、ポケットの中のコインを手探りで区別できたり、洋服の生地の滑ら可さの違いなどが分かるのも触覚の働きです。このような働きを識別能力と言います。私たちは生まれて以来、生活の中で体に触れたる様々な物を触り、握り、舐めて、眺めて探索しながら成長してきます。その中で色々な物の感覚的な特徴を繋げ併せて記憶し解釈して、触った物が何で会うのかが分かるようになります。

そして、このような見て触る経験を重ねることによって、見ただけで対象の手触りや特性を予測することもできるようになります。

 

 私たちが普通に生活することができるのは、これらの防衛反応と識別能力がバランス良き役割を分担してくれているからです。

 一般に私たちは、様々な触覚刺激からもたらさらる快・不快によって、情動は影響を受けます。また、触覚の感じ方には個人差もあります。好みの物は快を感じさせ情緒の安定を図ってくれる一方、嫌い名もハ不快を感じさせ嫌悪感や興奮をもたらすでしょう。

 

 質問のお子さんは、この二つの触覚の役割の内、防衛反応が前面に出ている状態と考えることもできます。濡れる、汚れることから感じる冷たい何か付いた違和感が不快で、嫌悪、拒否と言う情緒的な反応が優位ななって、それを解消するために着替えを賞としているのではないでしょうか。

 

 また、濡れたり汚れたりすると着替えなければならないというこだわりによって着替えを要求する子どももいるでしょう。見えないと触覚的な刺激に気付きにくい子どもでは、触覚の問題と言うより見え方が変わったことに対する反応と考えることもでいます。

 

≪子どもの理解と援助のために感覚統合≫から引用

 

【感覚統合】行動特徴の原因や対応法は?

2017.11.24 | Category: 未分類

感覚統合からの視点から見た多動の背景は感覚調整の問題を持つ子どもは、周りの刺激に過剰に反応しまったり、逆に感じにくかったりします。

そのために、興奮しすぎたり、ボーッとしたりしていて、程よい覚醒水準を維持することが難しい子どもが多いのです。多動の子ども達の中には、日常的に覚醒水準が低い子どもがおり、走り回ったり、飛び跳ねることで固有刺激や前庭刺激を入れ、覚醒水準の調整をしていると理解できる場合があります。

そのような場合は、その行動を止めてしまうと覚醒はますます低下してしまいます。しっかり体を動かして積極的に固有刺激や前庭刺激が入る活動を取り入れたほうが効果的なのです。

このような子どもの場合、授業の前に校庭でしっかり走り回るとか、プリントを配る、黒板を消すなどのお手伝いをしてもらうといった目的的な活動の中で前庭・固有刺激を多く体験することで、覚醒が上がり、子どもの行動が落ち着くと思われます。

 

 一方、触覚や聴覚、視覚刺激に過敏な子どもは、不快の刺激から逃げれる為の行動が多動に見える場合があります、このような場合は環境調整が必要です。触覚防衛がある子どもが集団で活動する場合は、できるだけ端や後ろの、周りの人の姿を確認できる位置で参加できるような配慮が必要です。

その際、子どもに急に触ることを避け、声を掛けて前かr関わる方が安心です。こうした子ども達は、学校の様々な刺激に過敏に反応して覚醒水準が高くなり、興奮しすぎることがよくあります。

このような場合、リズミカルでゆっくりとした前庭刺激や触圧覚等の刺激を提供することで落ち着きやすくなります。頑張って活動した後は興奮した神経系を休ませるために静かな部屋出休憩したり、狭い区間に入り込むことで、落ち着き子どももたくさんいます。

 

 また、子ども達は不必要な感覚刺激にも反応してしまうなどあります、このような場合は、環境からの余分な刺激をできるだけ取り除く工夫が必要です。

例えば、周りいる人の数や声掛け・指示・物音などを減らして静かな環境を作ったり、活動する部屋の整理整頓をしたり、ついたて・カーテンなどを使用することで視覚刺激を減らし、何に注目すれば良いかを分かりやすくするなどの環境制定が役立ちます。

 

 それから、子どもによっては、今自分が何をしなくていけないのか、どうやったら良いのかなど、言語理解や状況理解ができないために無目的な行動になり、それが多動が見える場合があります。

そのような場合、理解安いように視覚的な情報を取り入れ、手を取って襲えるなど、難易度を調整して、傍で一緒に動くこと、目的を明確して取り込めのが改善されるとおもわれます。

 

このように多動の背景は一人ひとり違っていますので、それぞれの子どもの行動を理解して対応していくことが大切です。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

 

【感覚統合】手先がとても不器用なのはなぜ?

2017.11.17 | Category: 未分類

 手先の細かな活動ができるようになるためには、まずは安定した姿勢をとれていること、手首や指の動きを支える肘や肩が動きを合わせながらしっかり働くことが必要です。

また、扱う物の特性や自分がどのように扱っているかを知るためには、自分のkらだの大きさや空間内での体の動きに関する情報も必要です。このような情報をもとに私たちは体の地図である身体図式を発達させます。自分の体を思うようにコントロールし、目的に応じて使いこなす能力を運動企画能力といいますが、不器用な子ども達は、この身体図式の発達に問題を持っていることが多く、自分のからだの情報を的確に把握できないために物の操作もうまくできないことが多いのです。

また、物をうまく扱う為には目の動きもとても重要になります。対象物に焦点を合わせて見続けた莉、動きに合わせて追い続けたり、その動きや形の違いを見分ける力などが必要になります。このような情報を視学から得ることで、自分の体をコントロールしながら、物をうまく操ることができるのです。

 

 また、私たちは、過去に経験したことのない運動をしたり、新しい物を操るときには、それをどう扱うか、どのような順番で運動を組み立て体を動かそうか、その動作はどのようなタイミングで一つの運動から次の運動へつながっていくのか、動く対象にどんな風に体の動かし方を合わせるのかなどを組み立てます。

そして運動が何度か行われると、私たちは体の使い方にいちいち注意を向けなくても自動的に効率よい運動ができるようになります。

不器用な子どもたちは、この運動の順番の組み立てや、リズム、タイミングに合わせた運動ができずにうまく対象物を操作できないでいるように見えることがよくあります。

また、筋肉・関節の動き、前後・左右・上下の位置関係からのフィードバックがうまくうけとれないため、どこで間違いが起こったかが関わらず、失敗の修正がうまくできないこともあります。

 

 このような子ども達は、物を操作しょうとするとうまくいかずに失敗体験を重ねてしまう可能性が高く、細かい手先を使った活動や体を使った遊びを避けたり、自信がない子どもに育ちやすいのです。ですから、無理に難しいことを指導するのではなく、楽しく体の情報を受け取る簡単な遊びから提供する必要があります。年齢や子どもが今どのようなことができるかにもよりますが、よじ登りやトンネルくぐりなど、シンブルで成功感をしっかりした感覚情報が体に沢山入る遊びがよいでしょう。

手先も、細かいことより先にしっかり他のひらで支える、押す、握る動作が入る遊びから始めるとよいと思います。粘土を使っての型押しや泥遊び、新聞ちぎり遊び、うどん作りなどのお手伝いもよいかもしれません。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

【感覚統合】整理整頓ができないのはなぜ?

2017.11.16 | Category: 未分類

 整理整頓ができるためには、初めになにをどこに片付けるか決めたり、どこから始めればよいか手順を立てたり、空間の広さを認識して、物をその空間に合わせてしまう力も必要となります。また、途中で中断しても何がどこにあったかを記憶しておく力も必要ですし、この作業をし終えるだけの集中力など多くの力を必要とします。

 

 空間をうまく使うためには、まず自分自身が空間のどこいるかを知る必要があり、前庭感覚や固有感覚は視学とともに、これらの情報を提供します。これが弱いと、物との距離感がつかめなかったり、空間を見てイメージしたり、配列したり組織化したりするのが難しくなったり、物をどう扱えばよいか、計画しながら作業を進めることも難しくなります。

 

 例えば、引っ越しの際の片付けをイメージしてみましょう。

最初は、間取りや各部屋の広さを見て、何をどこに配置するか決めます。家具などの物を運び入れる際、最初から小さな物を考えず、大きな物を広い区間に配置し、徐々に大きな物をから小さな物へと片付けていきます。そうやって自分で計画して片付けます。しかし、片付けられない子どもの頭の中の部屋の地図はぼんやりしており、そこに物をうまく配置できないでいるかも知れません。

また、目の前の事や物に注意を削柄姉妹、今何をしなければならないか忘れてしまったり、全体を意識することができず目先の物を注意が削がれやすく、手順を多く記憶できないことや、何がどこにあるかということを記憶しにくいことと関係するかもしれません。

 

 このようなお子さんに対する援助は、遠回りのようですが、空間や物の扱いが下手な子どもなら、狭い所をくぐったり、高い所に登ったりするなど、自分の体と空間を意識できる遊びを沢山してもらうのもよいでしょう。

また、簡単な型はめや箱入れなどで、物に合わせた手の使い方や物の大きさ、形を学んだり、粘土やハンバーグ作りのお手伝いなどを通して、物の素材や力の入れ具合などを学ぶことも大切です。特に手順書きを見ながらの工作や料理などは、順番を理解することにつながります。また、分かりやすく目移りしにくいように、環境を工夫してあげることも大切です。

例えば、大き目の片付け用の箱を用意し、その箱には何を片付けるかがわかるように写真を張るのはどうでしょう。また、子供は集中できる時間を考えて、まずは短時間でできる範囲の片付けから始める必要があります。ほとんど片付け、最後のいくつだけを子どもにやってもらうことから段階的に進めるのもよいでしょう。大切のは叱ったり注意する生活から、子供が、「できた、やった」と思える生活を応援することです。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

【感覚統合】様々な刺激に対して、慣れればよくなるのでしょうか?

2017.11.13 | Category: 未分類

 このような大人の考えの背景には二つの理由が考えられます。一つは、私たちには何でもない感覚刺激が、感覚過敏の子供達にとってはとても苦痛に感じる可能性があることをあまり深く捉えていないことです。このような場合、個人差があるとはいえ、感覚過敏がいかに子どもに取って辛いことかを第三者が子どもに代わって説明する必要があります。その苦痛がイメージしやすいように、例えば、、耳元でガラスがキーキーという音をずっと聞かされていたら辛く感じますよね?それを我慢させることがいかに子どもを苦しめることになるかを伝えなければならないでしょう。

 もう一つの理由は、このような過敏性は慣れれば克服できると考えていることです。私たちの多くは、確かに同じ刺激が繰り返し入れるとそれに注意を払わなくなるという神経メカニズムを持っています。しかし、感覚過敏を持つ子供の場合、刺激に慣れにくいのがこのような子ども達の抱える困り感であることを伝えなくてなりません。中には受けいられるように見える子どももいるかもしれませんが、本当は、ただ抵抗するのをあきらめてしまっているだけかもしれません。刺激をシャットダウンして、ひたすら耐える子もいるのです。

 これでは、見かけ上慣れたように見えるだけで、決して本質的な問題の解決になっていないことを理解してもらう必要があります。

 そして、具体的にどのような対応をするとよいのか、子供と一緒に話し合えるとよいでしょう、音に過敏な場合は嫌な刺激を遠ざける、音量を小さくする、席を変える、イヤーマフを試すといったことを提案してみるのはいかがでしょうか。同じように、触れるのが苦手な子どもの場合、席を後ろの壁際にしたり、背中側に本棚など置き、後ろから不意に触られてびっくりしないように工夫することができるです。

 そして、全身をぎゅっと圧迫する、マットの中に挟まる、重いベストを着る、飛び降りる、固いものを噛む、などの活動が間接的にこのような子ども達の過敏な神経をなだめる効果もあります。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

 

 

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