

幼少期の私の遊び場は、家からわずかな距離にあった福祉施設でした。様々なハンデをもった子どもたちと自然と仲良くなり、ハンデを抱えながらも前向きに生きる同じ世代の友達に尊敬の念を抱いていました。また高校生の頃、私は高校の福祉サークルの活動に参加したことがありました。興味本位での参加でしたが、そこにいた子どもたちの無邪気な明るさに、抱えていた悩みが和らぎ心から楽しいひと時を過ごせたことを思い出します。
この度私たちは障がいをもった子ども達の成長支援を形にするために福祉事業を立ち上げることとなりました。子どもたちの困りに向き合い、適切な療育を早期に行うことで、二次障がいを防ぎます。子ども達が、それぞれの長所を伸ばし、自立した結果就労を果たし、社会の中で支え合って生きていけるようになることが、幸せな未来の一つの形と考えます。また保護者の方々、教育関係者と連携し、子ども達が生きやすい環境づくりに取り組みます。私たちは、子ども達が社会生活能力を身につけて就労、自立し、幸せな未来を創るために、子どもたちに寄り添い関わり続けていきます。
私たちは、子ども達が親なき後も就労し自立して生活していける社会生活能力を
①心身にハンデを持った子どもたちやその家族が、生涯安心して生活できる環境を創ります。
②子どもの可能性を諦めず信じ、子どもたちに関わり続け、未来ある子どもたちとともに明るい未来を創ります。
③目的を持った療育を「治療的観点」をもち、楽しく行います。
④子どもたちとともに学び続け、私達も成長し続けます。