

いつもありがとうございます。
はぴねすの阿部です!!
今日は風船遊びをお知らせします♪
風船は他のボールと比べて、比重が軽く動きがふんわりとしており当たっても痛くないので、ボールの扱いが苦手なお子さんには持って来いです。
遊び方も色々ありますが、今日は1番オーソドックスな『ドリブル』をご紹介します。
ドリブルと言っても、地面にバウンドさせるのではなく手のひらでバウンドさせて地面につかないようにします。子どもたちは風船があると、結構自然と行っていますね。
これに意図や目的を持たせていきます。例えば「右手だけ」「左手だけ」「両手交互に」「ひざで」「頭で」などをそれぞれ10回連続目標で行います。
比較的、手は簡単なのですが、それ以外のところは苦戦するお子さんも出て来ます。たとえば足が苦手なお子さんであれば、足の動かし方が不慣れであったり、片足を保持するバランスが苦手であったりします。ボールであればあっさり空振りでおしまいですが、そこは風船。ゆっくり動いてくれるので、楽しみながら皆挑戦し、達成感や満足感を得ることが出来ています。
また各自でチャレンジするものだけでなく、複数で集まって「連続○○回」を目標に行ってみることも。年齢が高いお子さんは小さいお子さんへの優しさが養われたり、得意なお子さんには敢えて難しい縛りをつけてみたりすることで苦手なお子さんの劣等感を減らして楽しく行えています。何よりみんなが感じるチームワークと成功した時の達成感は、1人の時の何倍も大きくなりますね。
ボールが苦手なお子さんが運動時間が終わった後の遊びの時間に、得意なお子さんと一緒に自然に交互のドリブルを始めていた姿をみて嬉しく思いました。
お子さんの苦手なものを楽しく興味に変えていくこと、ゆっくりではありますが今日も療育の中で行っていきたいと思います。