

いつもご利用いただき、誠にありがとうございます!
はぴねすの河野です。
はぴねすでは、年齢、個々の特性に合わせて療育を行っております。
運動の中で、日常で使う動作を組み込んだプログラムを入れ込み、日常で必要なスキルを習得していきます。
例えば、日常生活でペットボトルの蓋を開けることができない場合、
握力もそうですが、ペットボトルの蓋を開ける動作を分けてみると、
「ペットボトルを固定する」
「蓋を握り、力を入れる」
「蓋を回す(方向を理解できている)」
「こぼさないように口に運び、飲む」
このように「ペットボトルの蓋を開け、飲み物を飲む」という動作は、複数の動作が伴っています。
子どもたちを見ていると、複数の子が、水筒を持参していますが、開けやすいタイプのものを使用している子が多い気がしています。
中には、ペットボトルの蓋を開けるように、蓋つきの水筒を利用している子もいますが、今はロックを外せれば簡単に蓋が空き、飲めるようになっています。
年齢的に力がある、ないはあると思いますが、今のうちから動作を習得していくことが必要ですね!
世の中が、だんだん便利な環境に変わりつつあり、私たちも便利な世の中にありがたさを感じていますが、環境の変化が子どもたちの成長の妨げになっていないか心配にもなったりします。
子どもたちが自立していけるためには私たち大人がもっと子どもたちの未来を考え、必要な支援を考え、関わっていくことが必要ですね。
運動療育の中で考えると、「ペットボトルの蓋を開ける」を例にすると、まず力が必要なため、握力を付けるプログラムを入れます。
水の入った2リットルのペットボトルを使う(持つ)
ボールを使って投げる(握る)
など動作が入ったプログラムを入れることで握力が見についていきます。
上記のように一つひとつの動作を分け、習得できるよう私たちも取り組んでいきます!!
小さな支援がその子の生活で出来る事を増えていくことが一番嬉しいです!