

いつご利用ありがとうございます!
はぴねすの瀬野です。
今日でいよいよ8月も終わりです!!
夏休み中にたくさん屋外で療育した効果が出たのか、
もともと運動が苦手で、あまり運動に参加しなかった子ども達も、
いつの間にか公園内を楽しそうに走り回るようになりました!!
やらされる療育より、自ら楽しく参加する療育の方が効果が高い事は言うまでもありません!!
学校が始まっても、みんなで楽しく運動したいと思います♪
さて、以前「感覚統合」についてお伝えしましたが、
新学期がはじまる時期ですので、
今日は国語の授業によくある「音読や書き写し」について書こうと思います!
発達障害の子どもたちの中には、音読で文字や行を読み飛ばしてしまったり、
黒板に書かれた文字を書き写すことに時間がかかってしまうという
このような行動の背景には色々な事が考えられますが、
理由のひとつとして、眼球運動をうまくコントロールできないことが考えられます。
視覚情報を正確に効率よく捉えるためには、
眼球運動が正常に働いていることが前提となります。
自分が動いているときに、見えているものを一定に保ったり、
動くものを目で追う追従性眼球運動、
近づいてくるもの、遠ざかるものを両目で見る眼球運動など、
私達は無意識に様々な物体を眼球で捉えたり、
対象を意識して見ることができますが、
この運動が上手くできないと、読み飛ばしが増えたり、読む場所を見失ったり、書き写す場所が分からなくなって
作業効率が落ちてしまいます。
この眼球運動は、運動の中で鍛える事ができます。
すべり台を降りながら職員とタッチして、
子どもが動きながら物を注視する練習をしたり、
ふうせん等ゆっくり動くものを使う遊びから、
次第にボール遊びのような素早い目の動きを必要とする遊びへと進めていくなど、
楽しみながら眼球運動のトレーニングをすることができます。
はぴねすの運動療育の中には、
このような狙いもあるのです。