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【感覚統合】音を怖がるのはなぜ?

2017.12.07 | Category: 未分類

 ある人にとっては何でもないような刺激(量、質)であっても、別の人にとっては受け入れがたい不快な刺激として感じられることがあります。同じ感覚刺激であっても人それぞれ刺激の受け取り方には違いがあるのです。

 

 このような受け取り方の極端な違いを、感覚統合理論では感覚調整障害としてとらえることがあります。この障害は、覚醒や注意、情緒、ストレスや多動などの行動特性に関係することが多く、この障害によって適切な覚醒状態を保ったり、必要なところに注意を向けたり、安定した情緒を保つことが防げられます。このお子さんのスピーカーからの音を非常に嫌がるということも、聴覚刺激に対する調整障害として理解することもできそうです。

 

 私たちが音を聞いた時、どこから(音源)、どんな音(音の種類)が、どんなふう(質)に聞こえているかを聞き分けますが、調整障害があると、その音そのものが不快なために、音を識別する前に不快感のみが感じられるKともあります。このお子さんの場合も、スピーカーkらの音を識別するより不快な音に反応して動きが止まってしまったと考えられます。 

 

 対応としては、スピーカーの音をできるだけ小さくしたり、子どもが立つ場所をできるだけスピーカーから離れた場所にして聴覚刺激の量を調節する事です。

また、このような不快な体験は、自分で刺激がコントロールできず、急に提示された時に強くかんじられますので、いきなり音を鳴らすのではなく、子供に曲が始まる際のスタートボタンを押してもらって曲が流れるようにするなど、子供がこの刺激をコントロールできる状態にすることで受け入れやすくなるかもしれません。

何度も聞かせて音に慣れさせるという方法は、子供にとってマイナスに働くことが多く、かえって恐怖感を強めてしまう可能性もあるので注意してください。どうしてもたえられない音に関しては、イヤーマフの利用も検討するのはいかがでしょうか。

 

 このような聴覚情報の調整障害に対しては、特別な装置を用いて少しずつ処理できる音の幅を広げる指導法もありますが、日本ではまだ一般的ではありません。

また、このような症状を見せる子どもは他の感覚情報の調整の問題も併せ持っていることが多いので、感覚統合の指導を受けて全般的な調整力を育てることで、聴覚の過敏性wも軽減する子どもも多くいます。

 

《子どもの理解と援助のために感覚統合》から引用

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