いつもご利用ありがとうございます!
はぴねすの瀬野です。
昨日は室内で「中当て」をしました!
ボール大好き!なメンバーで、大盛り上がりでした!
はぴねすでよくする「転がし中当て」とは違い、 ボールを思いっきり投げます!!!
子ども達はいつも校庭など広い空間でやっている「中当て」だと思いますが、
縦長のはぴねすのスペースで行うとスリル満点!!
常に動き回っていないとすぐに当たってしまいます。
ボールも柔らかく、よく弾むので、 しっかり構えてもキャッチが難しい!!
当てては当てられ、当てられては当て、 忙しなく外野と内野を交代しながら 運動する事ができました。
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本日は感覚統合の観点から、多動についてお話したいと思います。
同じ多動と言われる子どもたちも、 感覚統合の観点から見ると理由は様々です。
私達が長距離をドライブするとき、 覚醒が低くなり眠たくなる事があります。
そのような場合、自分で頬を叩いたり、 ガムを噛んだり、伸びをするなど、
筋肉に刺激を入れる事で覚醒を高めようとしますよね!
このように私達は、ほどよい覚醒状態を維持したり、コントロールするために、 自分で必要な刺激を取り込んでいるのです。
多動の子供たちの中には、覚醒水準が低い子どもがおり、 走り回ったり、飛び跳ねたりする事で刺激をいれ、 覚醒を調整している場合があります。
逆に刺激に敏感な子どもは、 不快な刺激から逃れようとする行動が多動に見える場合があります。
この場合、静かな環境を整えたり、 不快な刺激を排除する事で覚醒状態を落ち着かせる事ができます。
このように、多動と一口に言っても理由は様々で、 一人ひとりに合った対応や、環境設定が必要です。
はぴねすでも、刺激を求めて動き回ってしまう子どもにお手伝いを頼んだり、 代表の挨拶をしてもらうことで、集団の中でものびのびと活動できるよう工夫をしています。
また、イヤーマフで聞こえる音の量を調整したり、 別室で脳機能バランサーに取り組むなど、環境づくりも心がけています。
子ども達の特性を理解することで居心地の良いはぴねすとなれるよう、 今後も活動して行きたいと思います!